一途な気持ちは今日も(※3話目大幅編集につき非公開)
「ありがとう廉。これで背中は押せたはず」
「ん?もしかして菜穂さんのことですか?」
急に私の名前が出てくるから驚いて麻衣さんの顔を見ると、廉くんに気付かれない角度でペロっと舌を出していた。
や、やられた!!
「ち、違うよ!私の友達が悩んでたの……!」
そんな友達なんていないのに、誤魔化すために咄嗟に嘘をついた。
麻衣さんが意味深なこと言うから……!!
「あ、ありがとう廉くん。友達に伝えるね」
ぎこちなかったかもしれないけど、にっこりと笑顔を見せた。
だけど疑ってるのか廉くんが私をジーッと見るから変な汗が出てくる。
「……」
「……」
視線を外したら負けな気がするから、にっこりと変わらない笑顔を見せる。
「ま、その友達に言っといてください。時と場合によるって」
「……え?」