初恋の始め方
食べ終わり三上君の車に戻ると
「藤原さんこの後時間ある?」
と聞かれた。
「大丈夫。家帰って寝るだけだから。」
「じゃあ、俺の家来ない?」
え、三上君の家?
行きたいけどいいのかな‥
「お邪魔してもいいかな?」
恐る恐る答える私をよそに嬉しそうな三上君。
「じゃあ、俺の家向かうね。」
ものの15分くらだったんだけど緊張で何を話したか覚えていない。
到着したのは10階建てのマンションだった。
三上君ここに住んでるんだ‥すごい。
そしてエレベーターに乗り最上階へ。
10階のフロアは2部屋しかなくて一つが三上君の部屋らしい。
「なんもないけどどうぞ。」
部屋に案内してくれソファーに座っているとコーヒーを用意してくれた。
「あ、ありがとう。三上君てすごいね。」
「そんなことないけど、ただ親が持っていた不動産だし。
俺は普通の会社員だし。」
少し気まずそうな三上君だったので私はこれ以上追求しなかった。