この小説の続きを探しています。
本の最後のページも、その前のページもその前のページも、ずっと真っ白だったから。

この本は最初の数十ページ分しか書かれていないみたいだった。
「なにこの本。これ、ちゃんと売られている本なの?」

「わからない。とにかく、読んでみてくれよ」

慶太が懇願んするように言うから、私は第3話を飛ばして第4話目のページを開くことになった。

本当は、こういう短編集でも前から順番に読みすすめるのが好きなんだけどね。
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