愛を知って涙に幸あれ。
そして、幹ちゃんはわたしを優しくベッドに下ろして寝かせた。
わたしの上に覆いかぶさる幹ちゃんは、わたしの頬に手を触れ、親指で唇をなぞった。
「勢いで連れて来ちゃったけど、、、大丈夫?」
「、、、うん。でも、優しくしてね。わたし、初めてだから。」
「分かってるよ。ただ、、、痛くないように努力はするけど、今まで我慢してきた分、今夜は長くなるから。覚悟しろよ?」
そう言って、幹ちゃんの言葉に照れ笑いをし合うわたしたち。
そして、目が合い見つめ合うと、幹ちゃんはそっと唇を重ねてきた。
それを合図に長い夜が始まった。
わたしは幹ちゃんに身を委ね、感じるままに声を上げた。
幹ちゃんはわたしの反応に気を遣いながら、優しく触れてくれ、体で愛し合うという幸せを教えてくれた。
「優莉、愛してるよ。」
「わたしも、、、愛してる。」
わたしたちは、何度もキスをして、そして体を重ね、今までもどかしかった部分を埋めていくようにお互いを求め合った。
気が付けば、お互い汗だくで、疲れ果てた幹ちゃんはわたしの上に倒れ込み、思い切りわたしを抱き締めた。
「はぁ、、、疲れたぁ。」
「疲れたね。」
「でも、、、愛しい疲れだ。」
「うん、わたしも、、、何か不思議な気分だけど、満たされた感じがする。」
「そりゃあ、今まで我慢してきた分、全力で愛したからな。」
わたしたちは笑い合うと、キスをして、そしてそのまま幹ちゃんに包まれながら眠りについた。
とても幸せで長い長い夜だった。