愛を知って涙に幸あれ。
それから2ヵ月が経ち、真夏の8月。
突然、仕事中に目眩がしてきてしまい、デスクに座りながらこめかみ辺りに手を添えた。
それに気付いた紺野社長が「優莉ちゃん?どうしたの?」と声を掛けてくれた。
「あ、ちょっと目眩がして。」
「えっ?!大丈夫?熱中症とかじゃないわよね?」
「室内は冷房がきいてますし、小まめに水分も取ってるので大丈夫だと思うんですけど。」
「とりあえず、こっちのソファーに横になりなさい。」
「申し訳ありません。」
「何言ってるのぉ!大事な優莉ちゃんに無理させられないもの。」
そしてわたしは、来客用の3人掛け用ソファーに横にならせてもらった。
「目眩だけ?あと症状はない?」
「あとは、、、最近、眠気があるくらいで、大丈夫です。」
「、、、目眩に眠気?優莉ちゃん、最近ちゃんと生理きてる?」
「えっ?あ、、、今月は、まだ、、、」
「遅れてたりしない?」
「そういえば、、、一週間遅れてます。」
わたしの言葉を聞き、紺野社長はバッグを持ち出すと、「ちょっと薬局行って来るから!優莉ちゃんは、ゆっくり休んでて!」と言い、急いで社長室を出て言ってしまった。
紺野社長に言われて気付いたけど、まだ今月生理きてなかった。
目眩に眠気、生理が遅れてる、、、
え、嘘ぉ、、、
もしかして、、、