魔術罠師と猛犬娘/~と犬魔法ete
3
「あの人は魔術の冶金や鉱物のことを調べてて、俺はよく地誌の本を漁っていた。置いてある場所が近かったり、テーブルとかで一緒だったり。あの人も武闘派だったり考え方とか」
「それで、そのころからクリュエルさんとはよく話したりしていたんですね」
ぼく(レトリバリクス)は屯田兵村への旅で歩きがてらにも、トラと話す機会を作ってみた。思いのほか気が合ったし敬服したかもしれない。
あとで他人に聞いたところだと、元の性格はぼくと少し似てたとも聞く。諸般事情で武闘派になったり凶暴化した経緯もあるようだった。ぼくが「やればできる」と言われるゆえんでもある。
実はトラ、そのころには姉とすぐに深い仲になるのは、様子見したり警戒していたらしい。面倒かもしれないとか、面倒みられるとは限らないとかの深謀遠慮と責任感の葛藤みたいな。トラと姉は双方が欲求不満と葛藤で微妙な距離でお互いに困惑していた。
だからトラが姉のルパとカップルが定着した理由は、一つはぼくが補助的な原因らしい。ぼくと親しい友人になったことで、姉との関係が無事に進展したのだろうと、他ならぬ姉からまであとあと言われることになる。
4
リベリオ屯田兵村に到着すると、サプライズがあった。なんと散り散りになった元の近隣の村人たちの生き残りの一部も、既に到着してメンバーになっていた。
姉ルパの「狩り友」である、森林エルフのキョウコさんもその一人だ。彼女は「マタギ」(狩人)の称号を持つアマゾネス猛者である。ぼくらが到着したときには、ちょうど捕まえた山賊たちをナタで処刑して頭をかち割っているところだったよ。
姉と再会を喜びつつ、「あのバカどもを野獣の餌にする」などと笑顔で話していて、「女の人って強いし怖いなー」と思いました。
「あの人は魔術の冶金や鉱物のことを調べてて、俺はよく地誌の本を漁っていた。置いてある場所が近かったり、テーブルとかで一緒だったり。あの人も武闘派だったり考え方とか」
「それで、そのころからクリュエルさんとはよく話したりしていたんですね」
ぼく(レトリバリクス)は屯田兵村への旅で歩きがてらにも、トラと話す機会を作ってみた。思いのほか気が合ったし敬服したかもしれない。
あとで他人に聞いたところだと、元の性格はぼくと少し似てたとも聞く。諸般事情で武闘派になったり凶暴化した経緯もあるようだった。ぼくが「やればできる」と言われるゆえんでもある。
実はトラ、そのころには姉とすぐに深い仲になるのは、様子見したり警戒していたらしい。面倒かもしれないとか、面倒みられるとは限らないとかの深謀遠慮と責任感の葛藤みたいな。トラと姉は双方が欲求不満と葛藤で微妙な距離でお互いに困惑していた。
だからトラが姉のルパとカップルが定着した理由は、一つはぼくが補助的な原因らしい。ぼくと親しい友人になったことで、姉との関係が無事に進展したのだろうと、他ならぬ姉からまであとあと言われることになる。
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リベリオ屯田兵村に到着すると、サプライズがあった。なんと散り散りになった元の近隣の村人たちの生き残りの一部も、既に到着してメンバーになっていた。
姉ルパの「狩り友」である、森林エルフのキョウコさんもその一人だ。彼女は「マタギ」(狩人)の称号を持つアマゾネス猛者である。ぼくらが到着したときには、ちょうど捕まえた山賊たちをナタで処刑して頭をかち割っているところだったよ。
姉と再会を喜びつつ、「あのバカどもを野獣の餌にする」などと笑顔で話していて、「女の人って強いし怖いなー」と思いました。