姉たちに虐められてきたけど「能無しのフリ」はもう終わり。捨てられ先では野獣皇帝の寵愛が待っていて!?
ジンガルドの物言いに、私も笑みがこぼれた。
「ふふっ、ありがとう! 大切にいただくわね」
「ああ。……ん、あれは? 君は帝国史に興味があるのか?」
ジンガルドがふいに文机の上にある本に目を留めて尋ねてきた。
私は昨日の夜、自分がいかに不出来であるかに気づいて落ち込んだ。そうして一夜明けて、気づいた。弱気になるのは、自信がないからだと。
ならば、少しでも知識を付けて、力を付けようと思った。知識はきっと力になり、自信にもなる。
その決意の表れがさっそく文机に積み重ねられた本たち。そして一番上に置かれた本のタイトルが【タイラント帝国百年の歩み】だった。
「もちろんあるわ、あなたの治める国だもの。今はタイラント帝国の歴史や風土、風習やそういったもの全部に興味がある。いずれ、私はあなたの隣に並ぶことになるから知りたいと思うし、知っておくべきだとも思ってる」
「ふふっ、ありがとう! 大切にいただくわね」
「ああ。……ん、あれは? 君は帝国史に興味があるのか?」
ジンガルドがふいに文机の上にある本に目を留めて尋ねてきた。
私は昨日の夜、自分がいかに不出来であるかに気づいて落ち込んだ。そうして一夜明けて、気づいた。弱気になるのは、自信がないからだと。
ならば、少しでも知識を付けて、力を付けようと思った。知識はきっと力になり、自信にもなる。
その決意の表れがさっそく文机に積み重ねられた本たち。そして一番上に置かれた本のタイトルが【タイラント帝国百年の歩み】だった。
「もちろんあるわ、あなたの治める国だもの。今はタイラント帝国の歴史や風土、風習やそういったもの全部に興味がある。いずれ、私はあなたの隣に並ぶことになるから知りたいと思うし、知っておくべきだとも思ってる」