姉たちに虐められてきたけど「能無しのフリ」はもう終わり。捨てられ先では野獣皇帝の寵愛が待っていて!?
頭の中は大混乱だ。
「あ、ありがと。あの、ジンガルドも食べないと冷めるわよ?」
早口でそう言って、ジンガルドの視線から逃げるように俯く。こうしていれば、真っ赤になっているだろう顔は、きっとフードが陰になって隠してくれる。
「ああ、そうだな」
もう、あっぷあっぷな私は、そのまま一心不乱にサンドイッチを頬張るのがやっと。せっかくのサンドイッチの味も、分からなくなってしまった。
食べ終わった後、恨みを込めた目を向けたら、ジンガルドも食べ終えていたようで空の包みを手に、私を見下ろしていた。
その眼差しはやはり、どこまでも甘い。息が詰まり、心臓がキュゥッとなる。
「……ジンガルド、アイスクリームはやめておくわ」
「そうなのか?」
「残念だけど、お腹がいっぱいでもうひと口だって入りそうにないのよ」
告げたのは半分嘘で半分本当。実際にいっぱいいっぱいなのは頭や胸だが、いろいろと許容量を超えているのは間違いない。
「あ、ありがと。あの、ジンガルドも食べないと冷めるわよ?」
早口でそう言って、ジンガルドの視線から逃げるように俯く。こうしていれば、真っ赤になっているだろう顔は、きっとフードが陰になって隠してくれる。
「ああ、そうだな」
もう、あっぷあっぷな私は、そのまま一心不乱にサンドイッチを頬張るのがやっと。せっかくのサンドイッチの味も、分からなくなってしまった。
食べ終わった後、恨みを込めた目を向けたら、ジンガルドも食べ終えていたようで空の包みを手に、私を見下ろしていた。
その眼差しはやはり、どこまでも甘い。息が詰まり、心臓がキュゥッとなる。
「……ジンガルド、アイスクリームはやめておくわ」
「そうなのか?」
「残念だけど、お腹がいっぱいでもうひと口だって入りそうにないのよ」
告げたのは半分嘘で半分本当。実際にいっぱいいっぱいなのは頭や胸だが、いろいろと許容量を超えているのは間違いない。