姉たちに虐められてきたけど「能無しのフリ」はもう終わり。捨てられ先では野獣皇帝の寵愛が待っていて!?
「では、その目標に向かって共に歩んでまいりましょう。ですが、断言いたします。フィアンナ様なら大丈夫です。面目を潰すどころか、陛下の治世を共に盛り立ててゆくに足る立派な皇妃におなりですわ」
「ドロシー先生……」
迷いなく告げられた言葉が胸に沁みる。
……どうしよう。私、初対面なのに先生のことがすごく好きだ。
ここでドロシー先生が内緒話でもするように、ちょっと悪戯っぽい表情で囁く。
「実は、私の母方の祖父母は、かつてサドニア神聖王国で庭師をしておりました。私は面差しが祖母によく似ていますの。フィアンナ様が懐かしく思われたのは、それでかもしれません」
「っ、そうよ! ドロシー先生はテレサにそっくり……って、あら? でも、おかしいわね。ロアンとテレサは平民だったし、タイラント帝国にふたりを呼び寄せたという娘さんも平民だったはずよね。……サドニア神聖王国で庭師をしていた別の人の話なのかしら?」
「ドロシー先生……」
迷いなく告げられた言葉が胸に沁みる。
……どうしよう。私、初対面なのに先生のことがすごく好きだ。
ここでドロシー先生が内緒話でもするように、ちょっと悪戯っぽい表情で囁く。
「実は、私の母方の祖父母は、かつてサドニア神聖王国で庭師をしておりました。私は面差しが祖母によく似ていますの。フィアンナ様が懐かしく思われたのは、それでかもしれません」
「っ、そうよ! ドロシー先生はテレサにそっくり……って、あら? でも、おかしいわね。ロアンとテレサは平民だったし、タイラント帝国にふたりを呼び寄せたという娘さんも平民だったはずよね。……サドニア神聖王国で庭師をしていた別の人の話なのかしら?」