うしろの正面だーあれ



プルルルル・・

プルルルル・・



『はい、もしもし…はい、そうですが…え?』






コンコン・・



『咲子?』



『何?』



『どういうこと?』



母親の顔は真剣で、言葉には少しばかり威圧感がある。



『え…?』



『学校 抜け出したって…。』



『………………。』



『早退してきたのも、先生の許可なく帰ったって。』



『………………。』



『何とか言いなさい!』



『…お母さんは私のこと、何も分かってない!!!』



『ちょ…咲子…!』



咲子は、母親を押し退けて家を飛び出した。




< 123 / 675 >

この作品をシェア

pagetop