うしろの正面だーあれ
“前から うざいと思ってたんだよねー。すぐ仕切るし。”
…別に平気。
“てか、佐和ちゃんは何も言ってないんでしょ?最低だよね。”
平気!
“佐和が亀井なんて好きなわけねぇじゃん。馬鹿か お前。”
佐和、亀井のこと ずっと見てたもん。
嘘じゃない。
嘘ついてるのは佐和じゃん!
“てか隆史くんと両思いなんて羨ましい〜!いいなぁ佐和ちゃん。”
………………。
バンッ
突然 教室に大きな音が響いた。
クラス中の視線が一点に注がれる。
そこには机を力一杯 叩き付けたサカエが居た――…