うしろの正面だーあれ
『まず出席 確認するわね。』
開始時刻の10分前になると もう みんな集まっていて、委員会は少し早めに始まった。
周りを見ても出席率は良く、やはり隣に居ないのはあたしだけだった。
『…地さん?』
『…へ?』
違うことを考えていたからか、あたしは まぬけな声を出してしまった。
『鶴見くんはどうしたの?』
『あ… えと…』
サボリで〜す…なんて言えるわけないし
部活…は帰宅部だし
家の用事…を頼まれるほど、憂と叔父さん夫婦は親密じゃないんだよね…。
どうしよ…。
腹痛!?
腹痛で帰りました!!
うん、いいかも!
『あの、ゆ…じゃない、鶴見くん、腹痛で…』
ガラッ
突然 開いた後ろのドアに、全員が振り返る。