うしろの正面だーあれ



個室のベッドで眠る憂の体には管が繋がれていた。



その姿が、沙良にとってはあまりにも衝撃的だった。



憂が、小学校のときからずっと隣に居た憂が、命を管に託している。



大好きな人が、目の前に居るのに居ない。



そんな思いが沙良の目頭を熱くさせた。



「憂っ…
ごめん…ごめんね…。」



沙良は憂の手を握り、その上に被さるようにして崩おれた。



窓からは、暖かな光が差し込んでいる。



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