元カレを増やさない解決法
「あっそ。そのふたり、その後どうなった?」
「なんだかんだでつきあってハッピーエンド」
「そっか」
彼はちょっと嬉しそうに答えて、それから一緒に駅に向かって歩き出す。
街路樹の桜は寂し気に枯れ果て、細い枝は頼りなげに星のない夜空に向かって伸びている。星になんて届くわけないのに。
駅に着くと私は彼に向き直った。路線は違うから、ここでお別れだ。
大きな桜の木の下で、私は彼に言う。
「今日はありがと、愚痴につきあってくれて」
「いいよそれくらい」
言葉を切った彼は、なにかを探すように目をさまよわせ、それから続けた。
「さっきの話だけどさ」
「なに?」
「元カレを増やすのが嫌なら、俺と結婚しようぜ」
「はあ!?」
私は思わず声を上げた。
「結婚したら、元カレは増えないだろ? 最善策だ」
私は絶句した。論理が無茶苦茶だ。
「なんだかんだでつきあってハッピーエンド」
「そっか」
彼はちょっと嬉しそうに答えて、それから一緒に駅に向かって歩き出す。
街路樹の桜は寂し気に枯れ果て、細い枝は頼りなげに星のない夜空に向かって伸びている。星になんて届くわけないのに。
駅に着くと私は彼に向き直った。路線は違うから、ここでお別れだ。
大きな桜の木の下で、私は彼に言う。
「今日はありがと、愚痴につきあってくれて」
「いいよそれくらい」
言葉を切った彼は、なにかを探すように目をさまよわせ、それから続けた。
「さっきの話だけどさ」
「なに?」
「元カレを増やすのが嫌なら、俺と結婚しようぜ」
「はあ!?」
私は思わず声を上げた。
「結婚したら、元カレは増えないだろ? 最善策だ」
私は絶句した。論理が無茶苦茶だ。