冷徹大臣の雇われ妻~庶民出身成り上がり女官の次の就職先は伯爵夫人ですか~
十分後。食卓テーブルには二人分の昼食が並んだ。――リリアンにとっては、朝食も兼ねているが。
「昨日卵が安くて。オムレツにしてみたんだけど、どう?」
「なんかほら、ふわふわしてて美味しい!」
「……お義姉ちゃんの感想、いつも語彙力ないよね」
ロジアネが肩をすくめる。
「けど、美味しいって気持ちは伝わってくるから、嬉しい」
リリアンがぱくぱくオムレツを口に運ぶのを見て、ロジアネが口元を緩めた。
「ロジアネの作るご飯は全部美味しいよ。ベーコンなんて焼き加減が絶妙だもん」
「それは慣れだよ。慣れると大体わかるようになるの」
素っ気ない言葉だが、ロジアネは嬉しそうだ。
ツンケンしていて、照れ屋で。そしてなによりも――ロジアネは可愛いのだ。
「そうだ。今度パンを焼こうかなって思ってるの」
思い出したように言うロジアネに、リリアンは目を見開いた。
「昨日卵が安くて。オムレツにしてみたんだけど、どう?」
「なんかほら、ふわふわしてて美味しい!」
「……お義姉ちゃんの感想、いつも語彙力ないよね」
ロジアネが肩をすくめる。
「けど、美味しいって気持ちは伝わってくるから、嬉しい」
リリアンがぱくぱくオムレツを口に運ぶのを見て、ロジアネが口元を緩めた。
「ロジアネの作るご飯は全部美味しいよ。ベーコンなんて焼き加減が絶妙だもん」
「それは慣れだよ。慣れると大体わかるようになるの」
素っ気ない言葉だが、ロジアネは嬉しそうだ。
ツンケンしていて、照れ屋で。そしてなによりも――ロジアネは可愛いのだ。
「そうだ。今度パンを焼こうかなって思ってるの」
思い出したように言うロジアネに、リリアンは目を見開いた。