呪われた死神皇帝は、亡霊の愛し子に愛を囁けない
「イブリーヌ」
「ひゃ、ひゃい……!」
抱きかかえていた猫達がいなくなったことで両手が自由になった彼女の肩を掴み、オルジェントが妻と向かい合わせになる。
彼はそのまま首筋から頬へと大きな手を動かすと、顔を近づけた。
「ずっと、俺のそばにいてくれるな」
結婚式では、誓いの言葉を拒絶した彼に合わせて、伝えられなかったが――呪いが解かれた今なら、満面の笑みを浮かべて言える。
「……はい。もちろん、です……」
二人はあの日の最悪な結婚式をやり直すかのように、互いを見つめ合い、そして――。
「愛している。俺だけの女王……」
「ずっとお側で、お支えすると誓います……。死神陛下……」
世界で一番、幸せな口づけを交わし合った。
「ひゃ、ひゃい……!」
抱きかかえていた猫達がいなくなったことで両手が自由になった彼女の肩を掴み、オルジェントが妻と向かい合わせになる。
彼はそのまま首筋から頬へと大きな手を動かすと、顔を近づけた。
「ずっと、俺のそばにいてくれるな」
結婚式では、誓いの言葉を拒絶した彼に合わせて、伝えられなかったが――呪いが解かれた今なら、満面の笑みを浮かべて言える。
「……はい。もちろん、です……」
二人はあの日の最悪な結婚式をやり直すかのように、互いを見つめ合い、そして――。
「愛している。俺だけの女王……」
「ずっとお側で、お支えすると誓います……。死神陛下……」
世界で一番、幸せな口づけを交わし合った。


