琥珀色の溺愛 ーー社長本気ですか?
誤解?
「どこからどこまでが誤解なのかわからないけど。長谷川社長でしたっけ?彼女が調子にのってあちこちで吹聴していたのも元を正せば社長の長谷川社長への態度が問題だったって事はないのかしら。わたしは書類上の妻だからあなたの恋愛関係に文句は言えませんが」
ここぞとばかりに文句を言ってやった。
もうこのまま半年後の離婚計画についても話してやろうかと思う。
「ああそうだな。誤解させたのは俺が悪かった。若い女の子がわけもわからず結婚させられて可哀想だと思ったからな。ーーー不倫はダメだが恋愛の1つもさせてあげようかと思っていたが自由な生活ももう終わりだ。決めた。葵羽は覚悟しろ」
いきなり口調が変わった社長に目が丸くなる。それに話している内容もおかしくない?
今”俺”って言ったよね。
いつも”わたし”って言ってるのに。
それに何だって?恋愛とか自由な暮らしとか。
「ここじゃあ何だから帰るか」
「い、今来たばかりですけど?」
・・・不穏な雰囲気を感じるんだけど、出来れば気のせいであって欲しい。
何だか顔つきまで変わって見えるし。端正な彫刻の口角がほんの少し片側だけ上がってるように見える。
「夫婦のプライベートな会話を外でする必要あるか?帰って話そう」
そりゃあそうなんでしょうけど。
ってええー?
「か、帰るって?」
「そんなの自宅に決まってるだろ。ほら立って。行くぞ」
「まだ飲んでないし」
「また今度ゆっくり連れてきてやるから。いいから帰るぞ」
強引なのはいつものことだけど、口調が変わると別人のように見える。
社長はさっさと支払いをしてしまうし、帰るしかない。ていうか帰る自宅ってどこ。
・・・・・・まさか。
タクシーでやってきたのはまさかの自宅。
うん、わたしが暮らすマンションだ。
社長自身がここを自宅と言ったことに驚いた。ここに一度も帰ってきたことないくせに。
「先に着替えてくるか」なんて言って社長は自分の部屋に入っていった。
着替え、置いてあるんですねーーー
わたしも着替えてからリビングに戻ると、なんと社長がキッチンでお湯を沸かしている。
社長がスウェットの上下を着た姿なんて初めて見るわ。
何を着ても似合うって反則。
わたしは何を着ていいのかわからなかったから、ワンマイルワンピースにレギンス。とてもじゃないけど、他人に等しい美形の社長の前でいつものよれたTシャツと短パンの姿にはなれなかった。
「どこからどこまでが誤解なのかわからないけど。長谷川社長でしたっけ?彼女が調子にのってあちこちで吹聴していたのも元を正せば社長の長谷川社長への態度が問題だったって事はないのかしら。わたしは書類上の妻だからあなたの恋愛関係に文句は言えませんが」
ここぞとばかりに文句を言ってやった。
もうこのまま半年後の離婚計画についても話してやろうかと思う。
「ああそうだな。誤解させたのは俺が悪かった。若い女の子がわけもわからず結婚させられて可哀想だと思ったからな。ーーー不倫はダメだが恋愛の1つもさせてあげようかと思っていたが自由な生活ももう終わりだ。決めた。葵羽は覚悟しろ」
いきなり口調が変わった社長に目が丸くなる。それに話している内容もおかしくない?
今”俺”って言ったよね。
いつも”わたし”って言ってるのに。
それに何だって?恋愛とか自由な暮らしとか。
「ここじゃあ何だから帰るか」
「い、今来たばかりですけど?」
・・・不穏な雰囲気を感じるんだけど、出来れば気のせいであって欲しい。
何だか顔つきまで変わって見えるし。端正な彫刻の口角がほんの少し片側だけ上がってるように見える。
「夫婦のプライベートな会話を外でする必要あるか?帰って話そう」
そりゃあそうなんでしょうけど。
ってええー?
「か、帰るって?」
「そんなの自宅に決まってるだろ。ほら立って。行くぞ」
「まだ飲んでないし」
「また今度ゆっくり連れてきてやるから。いいから帰るぞ」
強引なのはいつものことだけど、口調が変わると別人のように見える。
社長はさっさと支払いをしてしまうし、帰るしかない。ていうか帰る自宅ってどこ。
・・・・・・まさか。
タクシーでやってきたのはまさかの自宅。
うん、わたしが暮らすマンションだ。
社長自身がここを自宅と言ったことに驚いた。ここに一度も帰ってきたことないくせに。
「先に着替えてくるか」なんて言って社長は自分の部屋に入っていった。
着替え、置いてあるんですねーーー
わたしも着替えてからリビングに戻ると、なんと社長がキッチンでお湯を沸かしている。
社長がスウェットの上下を着た姿なんて初めて見るわ。
何を着ても似合うって反則。
わたしは何を着ていいのかわからなかったから、ワンマイルワンピースにレギンス。とてもじゃないけど、他人に等しい美形の社長の前でいつものよれたTシャツと短パンの姿にはなれなかった。