純恋〜ひとつの光〜
「青葉さんは、俺が何者か気になる?」

「え? ホテルの御曹司じゃないの?」

すると耀くんは、ぽかんとした顔をする。

「あー…なるほど」

「違った?」

「確かにホテル事業もしてる」

も!?

「他にも仕事してるの?」

ていうか私はとんでもなくこれまでわがままを言っていたんじゃないだろうか。

それこそこんなお家に住んでるのに、あんなボロアパートの床で寝かせていただなんて。

「まぁ、そうね」

「耀くんごめんなさい!」

「どうしたの急に」

「いや私、耀くんの優しさに甘えてしまって…。あんな床で今日まで…」

「クックッ、なんだそんな事か」

そんな事!?

「こんな素敵なお家に住んでるのに!」

「なら今日から青葉さんも住んでくれる?」

「そ、それは…」

「夜の奉仕もしてくれるんだっけ?」

そう言ってニヤニヤしながら見てくる耀くん。
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