純恋〜ひとつの光〜
「甘えていいのかな…」

「良い。全然良い。ずっと言ってる」

「そ、それじゃ…お世話になってもいい?」

もう完敗だ。

だって私だってもう耀くんと離れたくないって本心ではずっと思ってたから。

それからの耀くんは早かった。

次の日には前のボロアパートを引き払っていて、夜のスナックの仕事も店長に話をしてくれて直ぐに辞める事になったのだ。

耀くんの言う通り、余ってる部屋をまるまる一部屋私に貸してくれて、至れり尽くせり。

もちろん夜の奉仕なんてなくて、してもハグ止まりだ。

お風呂や着替えなんかも絶対に別。

それこそ腕を捲った所すら見た事ないかもしれない。

そして花屋の仕事が終われば耀くんが迎えに来たり、来れない時は前に私が休んだ時に代わりに入ってくれた世良さんという人が迎えに来てくれる。
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