純恋〜ひとつの光〜
「ごめんね? 青葉さん」
そしてそう言ってニヤっと微笑んだかと思えば情炎の炎に包まれた瞳を私に向け、火傷しそうなくらい熱い舌が身体を隙間なく埋め尽くしていく。
お互いの残りの服も全て取り払われ、しっとりとした肌が重なりより一層近づいた感じがして、心も身体も結ばれた喜びに感極まりそうになる。
「もう離さないよ」
「耀っ…」
気付かない振りをするにはもうこの気持ちは膨らみすぎていて、いくら言い訳を重ねても、いくらだめだと言い聞かせても、惹かれずにはいられなかった。
たしかに耀の仕事を知って驚き、咄嗟に拒絶してしまったけど、もう私はこの手を振り解く事など出来るわけがなかった。
耀と会えないこの一か月は、正直言って太一と結婚生活を送った10年よりもずっと長く感じる程に。