純恋〜ひとつの光〜


「ここでいいよ。寝てな」

玄関まで見送ろうと思い、ベッドから下りようとすれば優しく止められた。

足にも力が入らないし助かった…

耀は最後にポンと私の頭に手を乗せて微笑むと部屋から出て行った。

バフっとそのままベッドに倒れ込む。

きゃーーーー!

枕に顔をうずめて心の中で叫ぶ。

ドッドッと心臓がうるさい。

あれはやばい。
あれはやばいぞ!

もつのか!?
もつのか!? 私の心臓は!

なんであんなに耀は落ち着いていられる!?

いや確かに最中、凄かった。

うん。
いろいろ凄かった。

んーーーーーー!

すっかり恥ずかしさもどこかに飛んでいって、ひたすら気持ちが通じた喜びから大胆になってしまった。

そりゃ結婚もしていたくらいだから、経験人数こそ少ないけどたぶんそれなりにはしてきたはず。

でも未だかつてあんなに激しく求め合う事があっただろうか?

キスを交わした唇に触れる。

たくさんキスしちゃった…

しかも自分からもいっぱい。

気持ちが溢れて我慢なんて出来なかった。
< 139 / 251 >

この作品をシェア

pagetop