純恋〜ひとつの光〜
これ以上は本当に…

「だめだってっ…耀っ!」

「はは、怒られたー」

耀はそんな事を言いながら私の乱れた服を整える。

そしてスッと耳元に口を寄せられ息をフッとかけられた。

「続きは夜」

耀はそれは艶のある声で囁き耳にキスをする。

い、色男め。

絶対に自分の魅力を最大限に活かす方法を熟知しているよこの人。

好きな人にこんな事されて、平気な子なんている!?

もう朝から鼻血が出そうよこっちは!

血圧を上げさせないでくれ。

そしてなんとか起き上がりベッドから出て仕事へ向かう準備をする。

「そういえば、今さらだけど…」

耀は準備が整った私の前に立つ。

「どうしたの?」

「世良。あいつ、青葉の付き人だからよろしく」

そう言って私の髪をスルッと触る。

「付き人?」

「そ。青葉を守ってくれる」

そ、そうだったんだ…。

やっぱり危ない事とかあるのかな…

「そんな顔しなくていい。どんな事があっても必ず守り抜くから」

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