純恋〜ひとつの光〜
美味しい料理に舌鼓を打ちながら箸を進め、お酒も飲んで気分も良くなってくる。

襖は開けられて、見事な日本庭園がライトアップされてとても綺麗だ。

でも襖の両脇には視界には入らないけど相変わらず黒服の人が待機している。

私たちのこういう会話も筒抜けだ。

「青葉、美味しい?」

「うん。とっても」

「俺の食べていいよ」

そう言って最近美味しさに気づいたバフンウニをくれる耀。

「やったー! ありがとう!」

「クククっ、食べさせた甲斐があるな」

お酒を飲みながら穏やかな時間が流れる。

すると正座をする私の膝にスーッと耀の足が伸びてきて触れた。

えっ?

私は耀を見る。

耀はテーブルに頬杖をついて妖艶な顔で私を見ながら更にテーブルの下で足を撫でるように触れてくる。

なんか触り方が…

そんな事を思っていれば脚の間に耀の足が入ってきた。

ちょっ…

よりによって今日はスカートを履いてきている私。

でもここで騒いだら外の護衛に聞かれてしまう。
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