純恋〜ひとつの光〜
「大丈夫。黙って俺の隣にいて?」

「自己紹介とかできないよ? 私」

「ククククッ。大丈夫。何も話さなくていい」

「わ…わかった…」

「驚いたよな、急に」

「かなり」

「俺も焦った。よりによって誰もつけてない時に…。良かった…無事で」

耀はそれは安心した顔を見せた。

やっぱり今後は絶対に一人で外出するのはやめよう。

これが敵の組だったりしたら大変な事になっていただろうから。

「ごめんね。私今日、一人で出かけてしまって…」

「いいんだ。いつも肩身の狭い思いをさせて悪かった」

「そんな事…。違うの、今日はこれを買いに…」

そう言って買ってきた紙袋を耀に渡す。

「なに?」

耀は受け取ると私を不思議そうに見下ろす。

「あの…いつもありがとう。何か感謝の気持ちを形にしたくて…」

耀は驚いた顔をしたあと中からラッピングされた箱を取り出す。

「あけてみてもいい?」

「うん」

なんか小っ恥ずかしいな。
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