純恋〜ひとつの光〜
耀は丁寧にラッピングの包装紙を剥がし、長方形の箱を開ける。

「いいね。ありがとう」

耀はそう言ってそれは嬉しそうにネクタイを見つめる。

「青葉からプレゼントをもらったのは二回目だ」

満面の笑みを私に向ける。

その顔が、昔ガーベラを上げた時の少年時代の耀と重なる。

「耀、大好きだよ。いつも本当にそう想ってる」

私は耀を見上げ、頬に手を添えて想いを告げた。

「青葉…」

耀の瞳が揺れる。

そしてまた引き寄せられ倒れ込みそうになりながら耀の胸の中へと収まった。

「俺も…愛してる。心から」

お互い顔を見合わせ顎を掴まれ顔を持ち上げられると、私の唇に塗られた口紅を見て眉を少し下げて笑う耀。

「キスできないな」

その顔がとても優しくて、私は口紅なんて関係なしに飛びついてしまいたくなった。
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