純恋〜ひとつの光〜
たぶん青葉はもう世良あたりから聞いて俺が借金を肩代わりした事に気付いてる。

でも別にそれはお礼が聞きたいわけじゃなく、俺が見ていられなかったから勝手にした事だ。

それに、実はあの太一というクソやろーとも話は付けている。

前に青葉のアパートに送った時、手紙があったと言ったがその時に組に連れて行かせた。

多額の利息で詰んでやろうとも思ったが、それを青葉が知ったらきっと後味が悪いと思い、まぁ良心的な額で返済させている。

ナメられては困るので、多少痛い思いはしてもらったが俺からしたらあんなんじゃ全然足りない。

それに、昔のアイツは少なからず青葉を父親から救ってくれた恩もあるし。

と言ってももうそれすらも台無しにするくらい青葉を傷付けたのだからやっぱり俺としては許せない。

ま、でもアイツが腐ったおかげで青葉は抜け出せたと思えばな…

よくはないけど我慢する。

こうして今、青葉は俺の元で笑ってるわけだし。
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