純恋〜ひとつの光〜
「耀は優しいよ…」

そう言って俺の頬に手をそっと添えて顎を上げてキスを強請るような仕草をする。

これ、たまにされるけど…

本当にグッとくるんだよな。

知ってんのかな青葉は。

いつもドキドキさせられてる事。

俺にとって青葉はずっと昔からの憧れの女性で、こうして付き合えた事が夢みたいだというのに。

「優しくなかったら?」

俺はまたガンと突き上げる。

「あっ…んっ…、耀にならっ…何されても…いいっ」

こんな事言われて落ち着いていられるほど俺は大人じゃないのに。

「そんな事言っていいの?」

俺、暴れちゃうけど。

青葉は涙を浮かべながら俺を見つめ頷く。

「好き」

こんな俺に身を任せ、好きと言ってくれる。

だから何度抱いても俺の鼓動は柄にもなく速まり、愛しさで溢れてどうしようもなくなるんだ。
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