純恋〜ひとつの光〜
可愛い唇にキスをする。

焦るなと言い聞かせるように、ゆっくりと。

吐息に混ざって上擦った青葉の声を聞きながら、このまま楽園にいざなわれるように。

キスから伝わる気持ちが俺を昂らせ、腰つきも速くなる。

そしてまたゆっくりと。

「んっ…あっ…」

唇を離して首筋に舌を這わせると、耳元で青葉の鳴く声が聞こえてきて噛みついてしまいたい衝動が俺を襲う。

ひとつひとつ丁寧に、壊さないように、愛を捧ぐように口付けをする。

背中に回された青葉の手の温もりに心が溶かされて行く。

蜜で溢れ返った場所からは、打ち付けるたびに水音がこだまするように部屋に広がる。

身を捩る青葉の反応に合わせて。

こんな抱き方をするのも相手が青葉だから。

ただの精処理の道具なんかじゃない。

でもさすがにやばくなってきた。

「耀っ…」

「ん?」

「もっと…奥までっ…」

はぁ…

「せっかく俺我慢してたのに…」

でも青葉の求める事なら何でもしたくなってしまう俺。

「私だって…こんなんじゃなかった…」
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