純恋〜ひとつの光〜
ええ!?
でっか!!
想像よりもはるかに高い身長に思わず目を見開いてしまった。
「また、来てもいいですか?」
私は驚いたまま声が出てこず、彼を見上げたままコクコクと頷く。
「クククっ、それじゃ。夜道は気をつけてくださいね」
そう言って彼は颯爽と店を出て行った。
私はそのままスタッフルームへと一度入り、胸を押さえて呼吸を整える。
な、なんだったの今の人。
バクバクと心臓が暴れすぎて痛い。
息もまともに出来なかった。
「ちょ、大丈夫ですか!? 青葉さん!?」
「ま、真由香ちゃん…。お、お水…ちょうだい」
真由香ちゃんがすぐにお水を持って来てくれて私はググっと一気に飲み干した。
「はぁー。生き返ったー」
「や、ヤバかったですよね、やっぱり」
「ほんとそれ」
まだ彼が座っていた左側がビリビリと痺れるように麻痺しているみたいだ。