純恋〜ひとつの光〜
♦︎♦︎♦︎

〜青葉side〜

「青葉…別れよう」

強烈に抱かれた後、耀に別れを告げられ私は放心してしまう。

何を言われているのか直ぐに理解が出来ずに。

「それじゃ」

耀は目も合わさずに私を置いて行ってしまった。

どうして…

どうしてなの…?

涙が溢れ止まらない。

追いかけて縋ってしまいたい…

「うっ…ふぅっ…」

息も吸えない程の私のすすり泣く声だけがこの殺風景な射撃場に寂しくこだまするように響いては消えていく。

もう耀に届くことのない願いのように。

「青葉さん…」

どのくらいそうしていたのか、耀の付き人の五十嵐さんが階段を下りてきた。

私はソファの上に散らばった服を慌てて手繰り寄せる。

五十嵐さんは私を見るなり目を大きく開けた。

「申し訳ございません」

そう言って後ろを向いた。

「いえ…こちらこそっ」

涙を慌てて拭いて私はその間に手早く服を着る。
恥ずかしい…

見られちゃったよね…

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