純恋〜ひとつの光〜
「だ、ダメに決まってるでしょ! からかわないで!」
「ククっ。まだ早いか」
本当にこの人!
「本当は何歳なの?」
「25です」
やっぱり!
大人っぽく見えてたけど、肌の感じとかどこかで私よりも歳下なんじゃないかって思ってたが、想像よりも歳下だった。
「わかっ!」
「もっと上に見えてました?」
そりゃね。
その落ち着きとか、それこそ一目見た時は歳上かとも思ったくらいだ。
「耀くん。25歳なんてまだまだ若いんだから、こんなおばさんやめなよ」
もう耀くんが可哀想だわ。
「歳とかそんなに気になります?」
真剣な顔を見て私は何も言葉が出てこない。
「耀くん…」
「俺はもっと青葉さんの事、知りたいです」
なんか耀くんて本当に不思議な雰囲気だ。
「耀くん。耀くんていつもこんな感じなの?」
「こんな感じ?」
いまいち何を考えているのかわからない。
落ち着いてるし、笑ってるけど、目の奥はもっとこう…
私はジッと見てしまう。
その目の奥の何かを探るように。