純恋〜ひとつの光〜
そしてまた数日後、父親は酔っ払って帰ってきた。

お風呂上がりに、タンクトップとショートパンツ姿でゆっくりしていた時だった。

「青葉お前、いつの間にそんな成長したんだ?」

「え…?」

すると父親は、急に私の前まで来たかと思えば押し倒され無理やり唇を奪われた。

「んんー!」

力一杯抵抗するも大人の男の力に叶うはずもない。

酒臭い。
気持ち悪い。

私は思いっきりその唇に噛み付いた。

「いってぇな!」

そして顔を殴られる。

痛い…

そしてその後も嫌がる私を無理やり組み敷いて、服を脱がしにやってくる父親が気持ち悪くて吐きそうになる。

「やだっ…、やめて!」

胸を乱暴に揉みしだかれ、反り勃つそれを口に入れられそうになる。

「噛み付いたら、どうなるかわかってんだろうな。アイツと同じ顔しやがって」

アイツとはきっと母親の事だろう。

私は意地でも口を開けてたまるかと唇を強く噛み締める。
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