純恋〜ひとつの光〜
「青葉さん。嫌な夢を見てたんだよ」

「え…」

「アイツは変わらない」

まるで私がずっと太一を信じて頑張ってきたのを知っているかのような言いぐさだ。

首の皮一枚で太一にすがっていた私を。

「…そう…よね…」

「青葉さんには、まだまだこれから幸せが訪れるよ」

そう言って歳下のくせに私の頭を撫でる。

「ごめんね、変なもの見せて」

耀くんは不思議だ。
やっぱり歳下に見えない。

それに、自分が思ったよりも平気なのはきっと耀くんが側にいてくれてるからだ。

「俺は、青葉さんが苦しむ所を見たくないだけ」

耀くんは私の手をそっと取りその手を握る。

大きくて力強い手。

太一の手よりもずっと。

温かい…

「どうして私なんかの事を…」

「どうしてかな…。気になって仕方ないんだ」

すると今にもキスしてしまいそうな距離にグッと顔を寄せてくる。

そしてジーっとその魅惑的で妖艶な瞳で私を見つめる。
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