純恋〜ひとつの光〜


『あ、友希ちゃんに代わりますね』

友希ちゃんだぁ?

『あ、青葉さん!? 今日お休みって彼から聞いてます! 世良さんめちゃくちゃ働けるんでこっちは気にせず休んで下さいねー! じゃ、忙しいんで切りまーす!』

そう言って切られてしまった。

私は携帯をしばらく見つめたまま動けない。

代打で手伝い?

耀くんに頼まれて?

へ?

とりあえずベッドからおりるとすぐそばのテーブルにメモがあった。

"目が覚めて誰もいないと驚くと思ったのでメモを残します。
ゆっくり休んでくださいね。
ホテル代は気にしないでください。
家業のホテルなんで"

家業のホテル!?

あ、耀くんてホテルの御曹司系だったのか!?

それでこんな豪華絢爛なスイート泊まれたって事!?

すんげー。

いやいや、すんげーじゃない。
< 85 / 251 >

この作品をシェア

pagetop