純恋〜ひとつの光〜
そして部屋に入れたはいいが、私は一体何をしてるのかと思ったら居た堪れず、ビールを流し込む。

耀くんは、私のことが好きとかいう割には全然余裕そうで、やっぱりからかわれてるだけなのかと思ってしまう。

少しくらい慌てた所が見てみたい。

いつだって落ち着いていて余裕そうな彼。

穏やかで、私よりずっと大人っぽい。

なんだか無性に悔しくなって、動揺させたくなって、私は何を思ったのか耀くんにキスをした。

すると驚いた顔をしたのも一瞬で、すぐに両手で顔を固定され耀くんがキスをしてきた。

主導権を握られ、口の中を耀くんの舌が余すことなくゆっくりと動いて息もできない。

こんな強烈なキス…

味わったことない。

自分から仕掛けたくせに全く太刀打ち出来ず、結局顔が爆発しそうなくらい照れてしまう。
< 91 / 251 >

この作品をシェア

pagetop