純恋〜ひとつの光〜
私はおこがましいな。

そしてシャワーを済ませて部屋に戻ればこのままここで寝ると言う耀くん。

もうあのベッドは絶対に使いたくなくて私も一緒に床で寝る。

耀くんに背中を向けて目を閉じるも、なんだか後ろが気になって仕方がない。

それでもここに耀くんがいるという安心感からかいつの間にかスーッと眠りについた。

すると後ろから耀くんに抱きしめられてまた目が覚める。

え…

耀くんは私が寝たと思って…?

「好きだよ、青葉さん。今度は俺が救ってあげる。もう泣かなくていいからな」

今度はってどういう意味かな…
誰かと間違えてるのかな?

それからなんだかこの話し方になって、ぐっと大人っぽさが増した。

いくら歳下だと口では言っていても、もう私には頼り甲斐のある素敵な男性にしか見えなくなっている。


太一と揉めたばかりだというのに。
10年以上も太一と過ごして来たというのに。

こんな数日しか会ってない耀くんに惹かれているなんて。
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