コドカレ。



うん、でも。そうなんだよね。
年上だと、おごって貰えるの当たり前だし。プレゼントも高いのねだれるし、車とか持ってると超便利だし。
それに同じ年の男とは器が違う。年上ぶってリードしてくれるし。

計算高い私は、悪くないよね、と自然に口元が緩んだ。

そろそろ終盤に入ったところで、メンバーの携番メアドの赤外線交換が行われた。そして、席を立ち上がった私に寄ってきたのは


「アヤちゃん送ってくよ」



きた―――!!!

正面の席に座っていた大学2年生の竹井さん。
私立大の経済学部だけど、家柄が裕福な証拠だし、下手に見栄はって嘘をついている可能性も無い。
顔も好みだし、背も高いし。とりあえず合格点みたいな。


てっきり二次会まであると思っていた合コンと称した食事会は一次会までで。そのままお持ち帰りされる事はなく、男性陣に好感を抱いてしまう。


"今日は楽しかった。今度は2人で会えるかな?"


なんてめっきりが届いたのは、家について間もなく。


やった!!
彼氏候補ゲット!!
なんて完全に浮かれいて。


< 16 / 64 >

この作品をシェア

pagetop