コドカレ。


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「アヤの事好きだよ」

「本当に?」

「うん」

「ずっと傍にいてくれる?」

「うん」



丁度中学に上がってから、彼氏のとこに泊まる事が増えた母親。

1人は寂しくて仕方が無かったけど、タイガの温もりに抱かれて孤独じゃないと思えた。
それから、タイガ中心の生活になっていったのを覚えている。

朝も帰りも待ち合わせして一緒に登下校して、毎日の様にタイガは私の家に来ては身体を重ねていった。



「タイガッ、タイガッ、もっ……と」

「ア、アヤ」

「ギュッてして」


タイガにギュッてして貰うのが好きで、頭を撫でて貰うのが好きで、キスをするのも、セックスして繋がるのも私にとってタイガが全てだった。



「なんで?私と約束してたのに……」

「お前もたまには友達と遊べよ」




重く、依存し過ぎた自覚はある。

けど──、














「別れたのは、私のせいだって言うの?」



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