天使の階段
『ええ~寧々、そんなこと言われたの?』

「うん!なんかすっごい嬉しくて、思わず郁に電話しちゃった!!」

『すごいじゃん!読者モデルから、プロのモデルに転向なんて!で?どうするの?』

「うん……受けようと思ってる。」

『そうでなくちゃ!』

郁も、一緒に喜んでくれていた。

『あ~あ。寧々はどんどん、有名になっていくね。』

「そんな事、ないよ。」

その仕事を受けて、実際売れるかどうかなんて、分からないし。

実際は、チャレンジしてみたい。

その気持ちだけだった。

自信なんて、全くなかった。


『それに比べて、私は全然。』

「何言ってるの。郁の事だから、まだモデルは諦めてないんでしょ?」

話の流れで、そう言っただけだった。

『へへへ。バレた?』

でも、郁は本気だった。

『でも寧々の話を聞いて、もっと痩せなきゃいけないって分かったよ。』

「えっ?そんな事ないよ。」
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