天使の階段
女の子達の想いが詰まった、たくさんの手紙。
それは冷え切ってきた私の心を、少しずつ少しずつ、溶かしていってくれた。
「桜井。もうおまえの夢は、桜井一人のモノじゃないんだ。」
拓未さんの温かい手が、私の背中に触れる。
「一番身近で応援してくれてた親友が亡くなって、心細いのは、よく分かる。だが桜井を応援してくれてる人は、日本全国に……」
私は手紙を、クシャと握り潰した。
「ダメなんです。」
「桜井?」
「私はモデルをやってたら、ダメなんです。」
体が震えてきた。
「私がモデルになったばっかりに、郁を死なせてしまった……」
郁、私はまだ、
あなたのいない闇を、彷徨っている。
どうすれば、あなたが死なずに済んだのか。
今でも24時間、考え続けている。
郁、
郁、
私は光を永遠に、失ってしまった。
それは冷え切ってきた私の心を、少しずつ少しずつ、溶かしていってくれた。
「桜井。もうおまえの夢は、桜井一人のモノじゃないんだ。」
拓未さんの温かい手が、私の背中に触れる。
「一番身近で応援してくれてた親友が亡くなって、心細いのは、よく分かる。だが桜井を応援してくれてる人は、日本全国に……」
私は手紙を、クシャと握り潰した。
「ダメなんです。」
「桜井?」
「私はモデルをやってたら、ダメなんです。」
体が震えてきた。
「私がモデルになったばっかりに、郁を死なせてしまった……」
郁、私はまだ、
あなたのいない闇を、彷徨っている。
どうすれば、あなたが死なずに済んだのか。
今でも24時間、考え続けている。
郁、
郁、
私は光を永遠に、失ってしまった。