大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?
「モリス、ちょっと聞いてもいいですか?」
セシリアは、ずっと気になっていた質問を切り出した。
「セシリアがロックウェルに行くと言ったら、モリスはどうしますか?」
これまで聞く機会がなかったのは、シオンたちが滞在していたとき、なんだかんだで彼がセシリアのそばにいたからだ。
「どうするって? どうもしないけど? なんだい? 留学でもしたいのかい?」
モリスはクッキーを口に放り込みながら、気楽に答えた。
「違いますよ。ロックウェルでも砂糖を作ることになるかもしれないから、お姉さまについていこうかなって思っているんです」
「ああ、それならいいとこ一か月くらいか?」
モリスがそう言うと、エレノアが即座に訂正した。
「いいえ、十日くらいよ。あまり長くこちらを空けられないもの」
エレノアの言葉からは、代表代理としての責任が感じられた。
「だったら、私も一緒に行こうかな!」
モリスの軽い調子の言葉に、セシリアは琥珀色の瞳を大きく見開いた。
セシリアは、ずっと気になっていた質問を切り出した。
「セシリアがロックウェルに行くと言ったら、モリスはどうしますか?」
これまで聞く機会がなかったのは、シオンたちが滞在していたとき、なんだかんだで彼がセシリアのそばにいたからだ。
「どうするって? どうもしないけど? なんだい? 留学でもしたいのかい?」
モリスはクッキーを口に放り込みながら、気楽に答えた。
「違いますよ。ロックウェルでも砂糖を作ることになるかもしれないから、お姉さまについていこうかなって思っているんです」
「ああ、それならいいとこ一か月くらいか?」
モリスがそう言うと、エレノアが即座に訂正した。
「いいえ、十日くらいよ。あまり長くこちらを空けられないもの」
エレノアの言葉からは、代表代理としての責任が感じられた。
「だったら、私も一緒に行こうかな!」
モリスの軽い調子の言葉に、セシリアは琥珀色の瞳を大きく見開いた。