大好きなお姉さまが悪役令嬢?!処刑回避のためにひきこもったら、隣国の王子に狙われているようです?
そんな両親も、なぜかフェルトンへ向かう馬車に、一緒に乗っていた。セシリアはエレノアと並んで座り、向かい側には両親がいる。
「ですが、お父様までフェルトンの街に向かうとは、思ってもおりませんでしたわ」
エレノアが言うように、セシリアも両親は王都セッテに残るものだと思っていた。そして領地と王都を行き来し、その間にフェルトンの街に顔を出すのだろうと。
しかし父親が言うには、王都にいたのは外交大臣の職があったためで、それだってエレノアがジェラルドと婚約したから引き受けただけであり、そこの繋がりがなくなったのだから無理して大臣職に就いている必要もないとのこと。
父親としてはそこのポジションに執着はないようだ。それに、他にもなりたそうな人がたくさんいたようで、すぐ後任が決まったと豪快に笑っていた。
ただ父親まで領地に戻るとなれば、王都の別邸から引き上げる形となる。そのため、そこで雇っていた使用人たちからはそれぞれ希望を聞き、希望の場所へと配属した。もちろん、フェルトンの街にも何人かにはついてきてもらう必要がある。新しい場所に不安を覚える者もいるだろう。
それでもエレノアたちが考えていたよりも多くの使用人がついてきてくれるというのは、彼女の人徳のおかげでもある。
「ですが、お父様までフェルトンの街に向かうとは、思ってもおりませんでしたわ」
エレノアが言うように、セシリアも両親は王都セッテに残るものだと思っていた。そして領地と王都を行き来し、その間にフェルトンの街に顔を出すのだろうと。
しかし父親が言うには、王都にいたのは外交大臣の職があったためで、それだってエレノアがジェラルドと婚約したから引き受けただけであり、そこの繋がりがなくなったのだから無理して大臣職に就いている必要もないとのこと。
父親としてはそこのポジションに執着はないようだ。それに、他にもなりたそうな人がたくさんいたようで、すぐ後任が決まったと豪快に笑っていた。
ただ父親まで領地に戻るとなれば、王都の別邸から引き上げる形となる。そのため、そこで雇っていた使用人たちからはそれぞれ希望を聞き、希望の場所へと配属した。もちろん、フェルトンの街にも何人かにはついてきてもらう必要がある。新しい場所に不安を覚える者もいるだろう。
それでもエレノアたちが考えていたよりも多くの使用人がついてきてくれるというのは、彼女の人徳のおかげでもある。