セカンドマリッジ ~病室で目覚めたら、夫と名乗るイケメン社長との激甘夫婦生活が始まりました~
 明くる日からの志歩は、慎重に、けれども迅速にここを出る準備を進めた。

 まずは一時的な住処の確保にあたり、荷物は悟に気づかれないよう少しずつまとめていった。

 具体的な離婚に関する手続きは、さすがに話し合いをしてから出ないと難しいから、そこは保留にしている。

 その代わりに離婚の意思があることを手紙にしたためた。すべてが終わった後に、それを置いてここを出る。

 志歩はそれらを一週間足らずで済ませた。
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