セカンドマリッジ ~病室で目覚めたら、夫と名乗るイケメン社長との激甘夫婦生活が始まりました~
そうして迎えた最後の夜。志歩と悟はベッドの上で戯れにキスをしていた。
もう今日で最後だと思うと、どうしてもやめられない。いつまでもこの甘さに浸っていたくなる。
「悟さん、好き。もっとしてください。もっと」
「その台詞はよくないな。僕の理性を焼ききってはだめだよ」
彼の言う通り、今ここで理性を失ってはいけない。これ以上踏み込んではいけない。それは十分すぎるほどわかっている。
でも、いくら頭でそう考えていても、心が言うことを聞いてくれない。だめだ、だめだと言い聞かせながらも、志歩は決して言ってはならない言葉を口にしてしまう。
「……これ以上を求めたら、だめですか?」
口にしてから、ひどい罪悪感に襲われる。
本当は許されないことだとわかっている。身を引くと決めておきながら、悟の愛を求めるなどあまりに卑しい。
でも、もうこれが最後なのだ。悟と愛し合うチャンスは今しか残っていない。記憶がないと思われている今でなければ、志歩は悟の愛を受け取ることはできない。
恵美理のことを思えば、それが如何に罪深いことかはわかっている。それでもあと一度だけ思い出が欲しい。悟に深く愛される思い出を、この心と、体と、そして、記憶に刻んでおきたい。悟と過ごした幸せを二度と忘れないように。
この先どんな罰でも受け入れようと密かに覚悟を決め、悟の瞳を真っ直ぐに見つめれば、彼から息を呑む気配が伝わってくる。
もう今日で最後だと思うと、どうしてもやめられない。いつまでもこの甘さに浸っていたくなる。
「悟さん、好き。もっとしてください。もっと」
「その台詞はよくないな。僕の理性を焼ききってはだめだよ」
彼の言う通り、今ここで理性を失ってはいけない。これ以上踏み込んではいけない。それは十分すぎるほどわかっている。
でも、いくら頭でそう考えていても、心が言うことを聞いてくれない。だめだ、だめだと言い聞かせながらも、志歩は決して言ってはならない言葉を口にしてしまう。
「……これ以上を求めたら、だめですか?」
口にしてから、ひどい罪悪感に襲われる。
本当は許されないことだとわかっている。身を引くと決めておきながら、悟の愛を求めるなどあまりに卑しい。
でも、もうこれが最後なのだ。悟と愛し合うチャンスは今しか残っていない。記憶がないと思われている今でなければ、志歩は悟の愛を受け取ることはできない。
恵美理のことを思えば、それが如何に罪深いことかはわかっている。それでもあと一度だけ思い出が欲しい。悟に深く愛される思い出を、この心と、体と、そして、記憶に刻んでおきたい。悟と過ごした幸せを二度と忘れないように。
この先どんな罰でも受け入れようと密かに覚悟を決め、悟の瞳を真っ直ぐに見つめれば、彼から息を呑む気配が伝わってくる。