セカンドマリッジ ~病室で目覚めたら、夫と名乗るイケメン社長との激甘夫婦生活が始まりました~
ゆっくりと歩いてくれる悟に従い、たどり着いた先は、やたらと豪華な部屋。ドアを通ってすぐの場所には、あのマンションの部屋に負けず劣らずのリビングルームが広がっている。
ここは間違いなくプルモンドで最上級の部屋。ロイヤルスイートだ。
落ち着いて話をする場所としては間違っている気がするが、今は大人しく悟に付き従う。この部屋以上に衝撃的な出来事があったばかりだから、部屋の指摘をする余力はないのだ。
悟に促され、志歩はソファーの一つに座る。悟も斜め向かいのソファーへと腰を下ろした。
「志歩さん、ごめんね。つらい思いをさせて本当にごめん」
悟に謝ってもらうことなど何もない。志歩は慌てて首を横に振る。
「いえ、私は大丈夫です。謝らないでください。それよりも……恵美理さんは大丈夫なんでしょうか」
先ほどの恵美理は随分と追い詰められていた。自分のせいでこんなことになってしまったのではないかと思うと、とても申し訳ない。あの日の恵美理の涙も自然と思い起こされて、思わず眉をひそめる。
「志歩さんが心配する必要はないよ。自業自得だから」
「でも、私が悟さんと結婚してしまったせいですよね。愛し合っている二人を邪魔してしまったから……」
「それは誤解だよ。僕と恵美理は婚約関係にはあったけど、恋仲ではなかったんだ」
「え?」
それは信じられないと悟を見つめる。
やり直したいと二人が話していたときの雰囲気からしても、二人は強く想い合っていたのだと思っていた。
しかし、悟は二人の馴れ初めを、まるで仕事の一環であるかのように語り出す。
ここは間違いなくプルモンドで最上級の部屋。ロイヤルスイートだ。
落ち着いて話をする場所としては間違っている気がするが、今は大人しく悟に付き従う。この部屋以上に衝撃的な出来事があったばかりだから、部屋の指摘をする余力はないのだ。
悟に促され、志歩はソファーの一つに座る。悟も斜め向かいのソファーへと腰を下ろした。
「志歩さん、ごめんね。つらい思いをさせて本当にごめん」
悟に謝ってもらうことなど何もない。志歩は慌てて首を横に振る。
「いえ、私は大丈夫です。謝らないでください。それよりも……恵美理さんは大丈夫なんでしょうか」
先ほどの恵美理は随分と追い詰められていた。自分のせいでこんなことになってしまったのではないかと思うと、とても申し訳ない。あの日の恵美理の涙も自然と思い起こされて、思わず眉をひそめる。
「志歩さんが心配する必要はないよ。自業自得だから」
「でも、私が悟さんと結婚してしまったせいですよね。愛し合っている二人を邪魔してしまったから……」
「それは誤解だよ。僕と恵美理は婚約関係にはあったけど、恋仲ではなかったんだ」
「え?」
それは信じられないと悟を見つめる。
やり直したいと二人が話していたときの雰囲気からしても、二人は強く想い合っていたのだと思っていた。
しかし、悟は二人の馴れ初めを、まるで仕事の一環であるかのように語り出す。