セカンドマリッジ ~病室で目覚めたら、夫と名乗るイケメン社長との激甘夫婦生活が始まりました~
「うじうじ悩んでないで思いきって訊きなよ。いつもの志歩ならそうするでしょ?」
己の中で何かが弾けたような感覚になった。靄が晴れたように、自分自身が見えてくる。
普段の志歩ならば、もっと物事を前向きにとらえようとするはずだ。悪い方向にばかり考えることはしない。
どうやらショックを受ける出来事が多すぎて、自分でも気づかないうちに暗い思考に引きずり込まれていたようだ。
「はあー、加奈の言う通りだわ。だめだね。私、今ちょっとネガティブになってる」
「いろいろあったんだからしかたない。人間、そういうときもあるって。でも、そうやって自分を振り返ることができるのが志歩でしょ? だから、大丈夫」
友人の心強い励ましの言葉に、志歩は笑って答える。
「ありがとう、加奈。やっぱり直接訊いてみる。気になってること、ちゃんと確認してみるよ。だから、もしものときは加奈が慰めてくれる?」
「はいはい。私の胸ならいつでも貸してあげますよ」
ドンと己の胸を叩く加奈のなんと頼もしいことか。志歩はこの友人に本当に救われている。
加奈にも宣言したからにはもうやるしかない。
志歩は勇気を養うように、残っていた昼食をしっかりと食べた。
己の中で何かが弾けたような感覚になった。靄が晴れたように、自分自身が見えてくる。
普段の志歩ならば、もっと物事を前向きにとらえようとするはずだ。悪い方向にばかり考えることはしない。
どうやらショックを受ける出来事が多すぎて、自分でも気づかないうちに暗い思考に引きずり込まれていたようだ。
「はあー、加奈の言う通りだわ。だめだね。私、今ちょっとネガティブになってる」
「いろいろあったんだからしかたない。人間、そういうときもあるって。でも、そうやって自分を振り返ることができるのが志歩でしょ? だから、大丈夫」
友人の心強い励ましの言葉に、志歩は笑って答える。
「ありがとう、加奈。やっぱり直接訊いてみる。気になってること、ちゃんと確認してみるよ。だから、もしものときは加奈が慰めてくれる?」
「はいはい。私の胸ならいつでも貸してあげますよ」
ドンと己の胸を叩く加奈のなんと頼もしいことか。志歩はこの友人に本当に救われている。
加奈にも宣言したからにはもうやるしかない。
志歩は勇気を養うように、残っていた昼食をしっかりと食べた。