俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
優依は好奇心が強く前向きな明るい性格で人見知りもしない。

始めてあった人でもすぐに仲良くなってしまう。

だから営業の人は初回の面談に優依を連れて行きたがる。

優依が行くと必ずと言っていいほど話が繋がって会話が弾むので、契約にこぎつける割合が高いそうだ。

優依はあまり感じてはいないが、営業の役に立つならと請われればいつでも面談や会食についていく。

ただし会食の場でお酌を強要したりべたべた触って来る相手先なら、速攻で帰る。

それは営業の誰しも知っているのでそういう相手先の会食には優依は誘われない。

怒った優依がとんでもない行動に出る事やエロ中年発言をして契約が壊れそうになったことも何度かあるからだ。

とにかく正義感が強くぶっ飛んでいるとよく言われる。

でもその反対にちゃんとした社長達には、遠慮なく物を言う優依は可愛がられるのだ。

大きな商談が壊れかけたのを優依の機転で契約に結び付いたという事もある。

良くも悪くも優依は破天荒な美女として営業部の皆に可愛がられている。

研吾が連れて行ってくれた会員制のバーは、結城グループの本社の隣のビルの地下にあった。

重厚な木の扉が、セレブ御用達しと言う感じの所だった。

歩いて五分もかからなかった。

二人でカウンターに座り研吾は馴染みらしいバーテンに

「いつもの」と言った

優依に何がいいかと聞いてくれたがビールくらいしか思いつかない優依は分からないので研吾に任せると言うと

「じゃあ、飲みやすくてあまりアルコールの強くないものを作って」

とオーダーしてくれた。
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