俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
マリの紹介でもあるのでここはおとなしくしていなければいけないと思っているが…

「研吾さん、こちらが友人の西本優依
さんです。丸坂商事の営業部に勤めていて
今回の妖精を作ってもらうのに協力して
もらえたらと思って来てもらったんです」

優依は名刺を渡しながら

「西本優依です。営業部のアシスタントを
していますが、入社6年目になるので
結構なお局なんです。一人で担当する事も
あるのでお手伝いできたら嬉しいです」

と言って、にっこりと笑った。

「お局?自分で言っちゃうのがすごいね。
結城グループの結城研吾です」

そう言って笑いながら研吾も名刺を渡す。

やっぱり御曹司だった。

それも結城グループって日本の五本の指に入るグローバル企業だ。

名刺を見ると取締役専務とある社長の椅子が約束された直系の御曹司なのだろう。

周りの人に持ち上げられて自分の意見は何でも通る俺様御曹司なのか、そんなオーラが半端ない。

“マリもう少し相手の情報が欲しかったよ”と 内心マリを恨めしく思いながら、名刺を持て余している。

ここからどうすればいいのか、オジサマキラーと言われる優依なのでお年を召した方の対応ならお手の物なのだが、あまりに美麗な相手のどこを見ればいいのか早く仕事の話にならないかなあと内心思っている優依だった。
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