俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
「優依、お祖母さんは楽しそうだな。
あの人はどんな処でもきっと小さな楽しみを
見つけて大きな喜びにできる人だよ。
心配ないよ」

「そうね、今日心から笑っている
おばあちゃんを見てそう思った。
余計な心配だったわね」

「それが優依の優しさなんだから、
それでいいんだよ。お祖母さんに
言わなくてもきっとわかってるよ。
優依があの家から離れない理由はね。
でももういいんじゃないか?
年末まで待つ必要ないだろう?」

「そうね。安心した。
すぐに研吾の所に引っ越すわ。
研吾の食生活の方が心配だから」

「うん、ありがとう。早速引越し業者を
手配するよ。全部お任せパックにするからな
貴重品だけ自分で整理して持ってくればいい」

「うん、わかった」

そんな話をしていると祖母と会長が帰ってきた。

「研君どうだった?」

「ラベンダーがきれいだったよ。ダリヤも
もうすぐ咲くそうだ。今度花瓶をいくつか作って
プレゼントする約束をしたから、陶芸にも
張りが出たよ。
幸枝さん今度花瓶をもって来るよ」

「はい、ありがとうございます。
楽しみにしています。
お友達の分も宜しくお願いします」

祖母と会長はすっかり仲良しになったようだ。
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