俺様御曹司は姉御肌で破天荒な美女を堕とせるか?
優依は皆の分の紅茶を入れて、持ってきた祖母の好きなカステラを切り分けた。

「まあ、優依ちゃん恵弘堂の
カステラね。久しぶりで嬉しいわ。
これ美味しいんですよ。
結城さんも研吾さんも
召し上がって下さい」

そう言って嬉しそうに紅茶を飲んでカステラを味わっている祖母。

「ここは本当にいい処ですね。
スタッフの皆さんもみんな親切で、お友達も
できたんですよ。優依ちゃん今度紹介
するわね。この年でお友達ができるなんて
思ってもみなかったけれど、とてもいい方で
いつも楽しいお話してくださるのよ。
ガーデニングも一緒の趣味でね。
彼女もガーデンを1区画借りているから
一緒に楽しんでいるの。
それに健康面でもすごく安心なのよ。
血圧に問題がある人は毎日血圧を測りに
来て下さるそうよ。月に1回お医者様の検診も
あってその時に不安な事も相談できるの。
年に1回は健康診断もあるんだって
至れり尽くせりでしょう。
時々お友達と繁華街まで出てお買い物に
行ったりもしてるのよ。本当に研吾さんが
いい処を紹介してくださってありがたいわ」

と祖母は満面の笑みで話してくれた。

会長は、そりゃあ良かったと言って祖母の案内でガーデンを見に行ってくれた。

今はラベンダーを植えているのでそれが見ごろだと言って祖母は嬉しそうに会長を伴って庭を案内していた。

そういえば部屋にラベンダーが飾ってある。

とてもいい匂いがすると思っていた。
< 79 / 102 >

この作品をシェア

pagetop